お顔の糸を取る。

　今日切除したほくろ君の穴を埋める為に縫ってた糸を取る。
そして、その帰りに若者のメッカ渋谷へ赴く。

　非常にこの町はきらいである。
怖い女子高生とか、イマイチ好きになれないファッションとかたくさんたくさんあるからだ。でも、渋谷で大好きなジャン・コクトー展が行われているので、ちょっと頑張っていってみた。
しかーし、ワシも年寄りになったなぁ。

ジャン・コクトーは、1910年頃から〜63年までに、活躍しました。
詩人であり画家であり、映画監督であり、ETC…色々な事に精通している人です。

特に私が好きなのは、「美女と野獣」のモノクロ映画。とにかく、綺麗。大好き。
それと、絵。パステルやペンで描かれたシンプルな線はうーむ。何て言ったらいいのかな・とにかく好き。

今活躍している画家さんで、好きな人は沢山います。
でもこの頃の画家ってすごい開けっぴろげだと思います。
コクトーに関しては、同性の恋人、その人への愛しさとか、亡くした悲しみとか。戦争。沢山ちりばめられた人生。

平和な今の時代は、いいなぁ。

作品一つ一つから本人像が、生々しい位伝わって来るんだ。それが好き。人を感じられるから。
作家の人生全体を展覧会で見るわけだから、それ自体見ることでも、すごい事だよね。

それでもって私は、私なりに頑張ればいいのだ。コクトーみたいに天才ではではないけど。コクトーの生き方は、私の一部になって、何色かにはなるかな。

はー上手く書けないよ〜。とにかく今はコクトーに恋しちゃってる感じかも。てへへ。